kempisのブログ

趣味で神学を勉強しています 時事評論はしません

2019年11月のブログ記事

  • 教皇ミサに与って感動した

     11月25日の東京ドームでの教皇ミサにあずかってきた。喜びに満ちた感動的なミサであった。  教会の月報の編集委員からなにか教皇ミサの感想を書いて欲しいと言われた。私の教会からの参加者のなかには教会の重鎮が多く、また、前回38年前のヨハネ・パウロ二世による後楽園のミサに参加した方も何人かおられ、私... 続きをみる

  • 教会は「神の国」か ー 教会論(2)

    Ⅱ 教会の定義と本質 1 教会の定義  前稿で見た教会論では、教会は神学的にはキリスト教信仰を「仲介する」機能にその存在意義があるとされていた。キリスト教信仰が歴史において形を取るのは教会においてであるからだ。聖書、典礼、秘跡、教義、聖職者、公会議はすべて教会により仲介されるという。増田師はこれを... 続きをみる

  • イエスが教会を創ったのか ー 教会論(1)

     11月の学びあいの会は神学のなかでも最も難しいと言われる教会論への挑戦で始まった。教会論はキリスト論と並んで神学のなかで教義学の中枢の位置を占める(1)。教会論に挑戦するS氏は一人当千のカテキスタである。S氏はこの論考は岩島忠彦師の教会論をベースにしていると言われた(2)。  「教会とはなにか」... 続きをみる

  • 遺伝子改変作物 ー ポストゲノム時代のパラダイムシフト(5)

    ③遺伝子改変作物(遺伝子組み換え作物)  食品関係でラウンドアップ Roundup という言葉を聞かれたことがあるだろうか。スーパーで買い物をすると「遺伝子組み換えです」「遺伝子組み換えではありません」と表記された商品を手にすることが多くなった。ラウンドアップとは強力な除草剤のことで、それがもたら... 続きをみる

  • 遺伝子治療からゲノム編集へ ー ポストゲノム時代のパラダイムシフト(4)

    Ⅲ 環境とゲノムのせめぎ合い (共生細菌・エピゲミクス)  ここでは高垣氏は、細菌とエピゲミクスの話をされた。環境とゲノムがせめぎ合っている例として腸内細菌を取り上げられたようだ。 ①共生細菌  現代人の腸内細菌は約800種あるという。腸の様々な疾患は腸内細菌種の分布との相関が検出されているそうだ... 続きをみる

  • ヒトゲノム計画 ー ポストゲノム時代のパラダイムシフト(3)

    Ⅱ ヒトゲノム計画による新発見 ヒトゲノム計画はDNA塩基配列の意味の解明の第二段階に位置づけられるようだ(1)。 ヒトゲノム計画(Human Genome Project)とは、氏によると、「ヒトゲノムの全塩基配列(染色体23本 約32億塩基対)を解析するプロジェクトで、1990年に米国のエネル... 続きをみる

  • DNA二重ラセン構造 ー ポストゲノム時代のパラダイムシフト(2)

    Ⅰ 歴史の流れ  これは中学レベルの生物学の知識らしい(1)が、何も覚えていないので少し触れておきたい。 ①19世紀に生物学・遺伝学が始まった 1802 J.B.Lamarck    生物学 進化論(獲得形質の遺伝) 1859 L.Pasteur      生命は自然発生しない 1859 C.Da... 続きをみる

  • 鳶は鷹を生まず、か? ー ポストゲノム時代のパラダイムシフト(1)

     蛙の子は蛙、瓜の蔓に茄子は生らぬ、とか、Like father like son, Like begets like などという諺がある。  遺伝子は本当に変わらないのだろうか。遺伝子改変された作物は安全なのだろうか。ゲノム編集や遺伝子治療は許されるのか。ヒトの生命の誕生は受精の瞬間なのか着床の... 続きをみる